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久々のブログです。 ここのところ風邪ひいたりして体調がぐずぐずだったり、リミニという街に泊まりがけで行ったり、試験があったりと、あっという間にすぎてしまいました。 イタリアは5月だというのに肌寒い日が続いています。今週末は雨。 太陽がでると暑いのだけれど、例年と比べるとまだ夏は遠い、という感じ。 今日の夜中にイタリア北部で地震があり、こちらも震度3くらいだと思いますが、感じました。教会なんかの古い建物が壊れ、亡くなった人も。 そのうち、避難中に2人の方が心臓発作で亡くなったということ。背景はよく分りませんが、一人は40前の方だとか。おそらく心理的な恐怖が引き起こした発作なのでしょう。 地震の多い国であるのにもかかわらず、いかにイタリアが地震になれていないかが分る、悲しニュースです。 震度3なんて大した事はないと分っていても、イタリアの場合、日本と違って建物に信頼がおけないため、別の恐怖があります。 家は比較的新しいマンションだから(60年位)平気だと思うけれど、築100年以上の家に住む友達なんかは、「大きい地震が来たら、間違いなく床が抜けるから一番上の階に避難して」という忠告を大家からもらったとか(真顔で)。 全然記事を書いていない間も、たくさんの方が見に来てくれているようなのでありがたいです。Grazie!! とりあえず、近況報告でした!
我が街Carraraの嬉しいニュース。 ![]() 世界でも有数の大理石の産地である、Carraraの大理石は、石切り場で切り出された後、巨大なトラックに乗せられ、Carraraの中心街から海を結ぶ、Viale xx settembre(9月20日通り)という大通りを通り、港へと運ばれていました。 巨大なトラックが街の中を通るために、騒音、排気ガス、汚れ(大理石の粉で白くなる)の問題を抱えていて、なにより歩行者や他の車にとって、危険でした。 これらの問題を解決するため、2003年から始動したプロジェクトが、この4月にやっと完成! 正確には、もっと早くできていたけれど、もうすぐ市長選挙があるので、その選挙直前を待ってオープン(功績を市民の記憶により鮮明に焼き付けるため)。よく在るパターンですね。 それは、Strada dei Marmiという大理石を運ぶ巨大トラック専用の通路(トンネル)。 ![]() 石切り場で切り出された大理石は、この専用トンネルを通り、Via Aureliaアウレリア街道*に出て、市内を通る事無く、直接港までいくことが出来ます。 全長5.6kmのうち、4.5kmはトンネル。 トンネル上部には、天井に吊り下げられた非常用通路があり(写真上部の四角い部分)。もしトンネル内で火災があっても、この通路は最高で35℃までしか上がらないように建築されている。ヨーロッパでもこの技術をもつトンネルは7、8つしかないのだとか。 ![]() この道の始まりには、↑のように、積荷の重量をはかり(適正重量をコントロールするため)、トラックを洗浄する(粉塵を落とすため)場所もありました。 9日間だけ一般公開されて、あとはトラックのみの運行になります。 大理石の山と海に囲まれた、美しく歴史ある街だけれど、他の都市にもれず、経済衰退が目に見えて明らかになっているCarrara。 もちろん経済だけじゃくて人が原因なのだけど イタリアで、この小さな歴史在る街に住むようになってから、東京にいた時はあまり考えなかった事−街を活性化するために、もっとこうすればいいのに、といったことーをよく考える様になりました。 元々、香川の直島みたいに、アートで町おこしを実現した場所にすごく興味を惹かれていたけれど(大学の卒論のテーマだった)、自分の住んでいた「街」(杉並区)については、具体的に考えた事はなかった。矛盾しているけれど。 それだけ、行政が機能していて、地域として自分自身も気に入っているし、活気のある街だというのもあるけれど、ただの無関心、とも言える。 私の今住む街(というかおそらく、大抵のイタリアの小さな街)は、行政は「…」なことが多いし、お金もないし(北トスカーナだから、イタリアの水準ではかなり良い地域にあたるのだけれど、それでも。)、でも一番の問題は、市民もあまり自分の問題として考えていなくて、人任せにしておいて、文句ばっかり言っている事、なのかも。 外国人であるということ、そして小さな街に住むということで、違う視点で街について考える、いい機会を与えられたのかもしれない。 そうそう、この立派な道路をみて、私ももちろん、夫がすっごく嬉しそうでした。 やっぱり、故郷だもんね。 がんばれCarrara!! *アウレリアは、古代ローマ帝国によって造られた、ローマからピサまでを結ぶ道。 ローマ帝国拡大・植民地の管理のための鍵となる、軍事道路として敷設されたが、この道のおかげで、経済活動も活発になった、ローマ帝国の大動脈。 拡大や多少の経路の変更はあったものの、現在もSS1「国道第1号線」と呼ばれ、2200年前の歴史を持つ道路が今も使われています。 日々の移動にもよく使うし、ローマに行く時もこの道を使います。 ![]() wikipediaから拝借した古い地図。ローマからPisae(現在のピサ)まで結ばれている青線がアウレリア。
青空市場や八百屋で見かけるようになると、春だなぁ、と感じる 野菜たち。 スーパーで並ぶはしりを横目で見ながら、もうちょっともうちょっと、 と我慢していました。 うちも解禁! アスパラガス ![]() どうやって食べたかというと、 ①アスパラをイタリア風にしっかり茹でて、ゆで汁をベースに作ったブイヨン でアスパラガスのリゾット。 ![]() うちはコンソメは使わず、野菜+香草+キノコ類を適当に組み合わせたスープ で煮込みます。野菜のうまみってすごい! うちは、リゾット=野菜を1品でたくさん食べる時短メニュー(笑)。 あんまり見えないけど、モリモリ投入。 ②アスパラガスのカルボナーラ風パスタ これは、日本のイタリアン風に温泉卵をのせて。考えてみれば、作り方もカル ボナーラとほぼ同じだから、そっくりの味になって当たり前なのね、と納得。 イタリアでは見た事ありませんが。 2品で一束あっという間に終了。また買ってこないと。 そして、空豆 ![]() イタリアの空豆はちっちゃい。3分の1くらいのサイズ。 収穫しなければ日本の空豆みたいに大きくなるのかな? 5月1日のメーデーに、ペコリーノと一緒に食べる習慣があります。 空豆は生で(外皮をむかず、そのまま)。 ペコリーノのしょっぱさと、空豆の青臭さがぴったり。 でもやっぱり日本人だからか、私は外皮は剥くのが好み でも、思い立って日本風に塩ゆでしたら、やっぱりこれも美味しい。 次は空豆ごはん、かな♪ あと、グリーンピースももうすぐ解禁しよう・・・ 楽しみ! ![]() 山の家でとって来た、さくらんぼの枝。花を咲かせてくれてます。
水源の方へ歩いて行くと・・・ 建物の壁と思われるものがあったり(ダムに沈んだ建物かな?)、 ![]() 洞窟?があったり、 ![]() ![]() 海みたいな色・・・ ![]() ちゃんと歩道になっていて、溜め池?になっていたり、綺麗な手すりがついている。お手入れされていて気持ちが良い(右側は連日の雨のせいで崩れているのと、工事途中なんだと思う)。 イタリアはどこの市も大体お金が無くて、田舎に行くと特に、公道なんかはボコボコのひどい道だったり、土砂崩れがあっても何週間もそのままだったりする。だからこういうのを見ると余計嬉しくなる。 ![]() 手作り感あふれる水道もね(右↑)。 ![]() ![]() この辺は川、という感じ。 ![]() 水はこの岩の間から流れて来ている。 ![]() 蜂が忙しそうに蜜を集めてまわっていました。 ![]() これは、多肉植物?かわいい。 ![]() 良い「気」がたくさん感じて、いっぱい深呼吸。 雨の後の土のいい香り。 ![]() 30分くらい歩いて、村に戻って、お腹すいてないけれど、寒いし、紅茶に クッキーで一休みしようよ、と看板を見てお店の中に入る。日曜日なのに開いているこの奇跡! ![]() お店の中は、 古い天井に木の棚にガラスケース、業務用っていう感じのステンレスのキッチン。すきだなぁ、こういう雰囲気。 古い家をレストランに改修しました、別に洒落っ気をだしたわけじゃなくて、使えるものを残したら自然とこうなりました、みたいな。 ある意味私の理想のキッチン。 全然お腹すいてなかったのに・・・・ 隣のお客さんにつられて、 「やっぱ紅茶やめて、アペリティーヴォお願いね!」 ![]() やめときゃいいのに、2人分。 イタリアに旅行に来る皆さん、アペリティーヴォは2人で1人前にしましょう。 ま、いっか〜 かんぱ〜い! ちなみに、紅茶のお供にしようと思った、カントゥッチ(トスカーナでビスコッティのこと)も素朴で美味しそうだった。 看板には"CASA del Pescatore"漁師の家とある。 B&B、レストラン、漁の許可をもらうところ、らしい。夏はお客さんで賑わうのかな。多分Isola Santaで唯一の施設なんだと思う。 よく見たら、外にテントがあってテーブルが並べてあった。 蚊がすごそうだけど、水辺で食事する夏の夜、気持ちいいだろうな。 ![]() 赤縞猫さんが、見送ってくれる。 ノラが何匹か生息しているらしい。みんな元気そうだったし、人懐っこい。 きっと、近所の人が世話をしてくれているんだ。よかった。 今度は、おべんとう持って、川沿いに歩いて、あのお店に行こうね(食べてばかり)、となりました♪ もしかしたら、夏祭りとかもあるのかも。 友達が遊びにきたら連れて行きたい場所が、また一つ…*
お天気のあやしい日曜日。 気分転換に、お気に入りの道へドライブにいってきました。 いつも近くを通る度、次は降りてゆっくり散歩しようね、と言っていた場所へ。 寒くてそれどころじゃなかったり、どこか行く途中で時間がなかったり、etc... 隣町マッサを山方面に登って行き、"Garfagnana"ガルファニアーナという、 ルッカ県の地域に入る。 ![]() 新緑を楽しめるかなと思いきや、まだこの辺りは春のおとずれがゆっくり。 目的地は、"Isola Santa"=Saint islandだから、聖なる島・・・という感じ? ![]() 小さな村が、ダムに囲まれて、ちょうど島のよう。 車道から、石畳の道を降りて行くと・・・ ![]() 民家を数軒通りすぎ、すぐ教会が見える。 ![]() ![]() 修復中の模様。もしくはこのまま放置されているのか・・・? ![]() 教会を過ぎると、すぐ水際に辿り着く。 不思議な蒼色の水。 ![]() よくみると、小さな魚がたくさんいて、保護地域になっています(勝手な魚釣り禁止)。 水際には、野生のスミレやプリムラがたくさん。 ![]() 向かい側にはEnel(電力会社)の小さな建物とダムが見える。 中まで入れるようになっていて、向こう側から見ると、こんな感じ。 (冬に撮ったもの、色が全然違う〜) ![]() ![]() 教会の鐘が見えるの、分るかな? ![]() 桜(さくらんぼ)の木が何本かあって、花がまだ少し残っている。 ![]() 水の蒼に、蔭のある白も美しいけど、さくらんぼの赤い実も映えるだろうなぁ・・・ 見にこなくちゃ。 このあと、ダムと反対方面、水源になっている方面まで散策... ついでに美味しいものも。
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