トスカーナの日々と旅と

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ciao chico!

4月5日、チコにさよならをしました。
チコを獣医に連れて行って安楽死させたその日の夜は、初めての春の日と思わ
せる、暖かい夜でした。
16回目の春の匂いも嗅いて、ひなたぼっこをして春を体中に感じて、旅立って
いきました。

弱ってほとんど動かなくなった最期の日々でも、午前中はキッチンに差し込んだ
陽のあたるところへ、午後はベランダへと、狭い家の中を何度も床にうずくまっ
て休憩しながら行きました。
大好物のレバーも、ほんの少しだけでも口にし、水は自ら飲みました。
本当に、強い猫でした。

チコは、ほんの小さな子猫の時に、ミャーミャー泣いていた所を家の隣のバール
の前で拾われて来ました。
一日中庭で遊び、家でもお母さんにはとても可愛がられ、しょっちゅう餌をもら
っていた結果、こんな巨大猫になりました。
キッチンでお母さんが肉を叩く音が聞こえると、いつも駆けつけておこぼれをも
らっていたそう。
4年前くらいから、色々と事情が変わり、夫のマンションに住むようになりました。
ちょうど歳をとって、他の野良猫にもいじめられるため、庭にもいられなくなって
いたので、いいタイミングで室内飼いになりました。
夫が一人で住んでいた時は、仕事で朝から晩まで留守で、夫が帰ってくると、チコは
ドアの前に立ち、毎晩怒っていた(「こんな時間までどこいってたんだよ〜!!」)け
れど、それも私が引っ越してきてからは、構ってくれる人ができたので、それも解決。
イタリアに来たての新米な私と、べったり一緒に過ごしました。
構ってあげたというより、構ってもらってたという方が正しいかも?良き友でした。

というわけで、人間からみれば…チコはたくさん可愛がられて、FIVを持ちながらも
病気もせず、ラッキーな猫生を16年間も生きて来たんだね、と家族で話していました。

今は、一日中遊んで過ごした庭の隅で、眠っています。

Ciao grande Chico!
Grazie..!!
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       最期のひととき ひなたぼっこ
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       ちょうど1年前 庭で。あったか〜。
    

チコが死んですぐ、イスタンブールに行ってきました。
イスタンブールは猫のパラダイス!至る所に猫が…しかもみな健康に太った
猫くんたち。行商のおっちゃん、膝に抱いて商売してるし。宝石屋のウィンドーで、
猫昼寝しちゃってるし。
そんな訳で猫の方も、警戒心まったくなし。呼ぶと走ってやってきて、ひざに
乗ったり、すりすりしまくりです。とっても癒されました。
やっぱり猫はいいなぁ。

引越の予定があるので、そういうゴタゴタが済んだらまた野良くんを迎えようと
思います。
イスタンブールの猫たちはまた次回アップします♪
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by grande-chico | 2011-04-23 00:08 | 特別な日