トスカーナの日々と旅と

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栗拾い

先週末、山の家に行き、栗拾いをしました。
トルコ旅行記録(夏真っ盛り)の後半編の前に、秋の便りを少し…。
(ただいま栗の皮むき中ですっかり秋モード♪)
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今年も、家から100mくらいの栗林(栗・栗・栗の木だらけ)に行きました。
いつもこの季節になると、子どもの時から変わらず、ワクワク・ソワソワします。
子どものとき、通学路のマンションの敷地内に栗の木があり、こっそり入っては、栗を1個か2個持って帰り、母が普通のご飯と一緒に炊いてくれました。今思えば、小さいし少なすぎて栗の味なんてたいしてしなかったけれど、たのしかったな〜。
落ち葉も、いがも、すごいので、長靴、軍手という出立ち。
夫はブランコのペンキ塗り直し中で、この日は手伝ってくれず。
でも一人で夢中で拾って来ました。
この栗林にくると、子どもだった自分をつれてきたいな〜と思います。
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一人で1時間くらいでパパッとしたので、収穫はこれくらい。
なんだか栗の落ちていた去年よりも少ない気がする。
時期的な問題か、たまたま誰かが拾った後だったか、場所のせいか…。
中国からきたウィルス性の、栗の病気が流行っているらしいけど(罹ると伐採し
なくてはいけない)、関係ないといいな…。心配。

綺麗に剥けたのは渋皮煮にして、皮が欠けてしまったのは栗ごはんかパスタと
食べます〜♪
来週また栗拾いしたら、暖炉で焼いて赤ワインのお供にするのと、あとはどうし
て食べようかな?
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お隣さんも敷地内の栗林で栗拾いして、落ち葉を焼いていました。パチっとはぜ
る音が響いていたから、栗も焼いていたのかな?秋の香り。
ついでに庭もちょっと掃除。松ぼっくりは、暖炉用に採っておきます。
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ヘーゼルナッツも少し拾っていると、
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↑この茶色いの、ヘーゼルナッツ。こういう状態のが土の表面にぽこぽこあった
ので、どうもリスが隠してる模様。見えてるよ〜。
とったら可哀想なのでそのままにしておきました。しっかり太って冬に備えてね。
そうそう、家の庭には、実がなるほどの大きなクルミの木はまだないけれど、結構
クルミは地面に落ちてたりします。お隣に大きなクルミの木があり、それをリスが
巣に運ぶ途中で、落っことしてしまうようです。。。そそっかしいね。
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例のレストランは相変わらず満員。この日はアンティパストにポルチーニのグリル
が出ました。ニンニクと、バジルを加えたオリーブオイルで、さっと焼いただけ。
とても美味しかったので、セコンドとしてもう一回食べました。
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昼間は快晴、空気は乾燥してことあるごとに静電気。風も強い。
夜はとても冷え込み、冬用に、とたまたま持って来ていた、ウールのパンツと、ニット
と、内側がボアの厚手のパーカーを着ても、まだ寒い。車で気温を見たら、6℃!
寒いわけです。
その夜はこの秋初めて、暖炉をつけました。ご近所の煙突からもちょろちょろ煙が
あがっていました。
来週いくときは、家備え付けの暖房(オイルヒーター)をつけることになりそう。
もう今年もあと2ヶ月半。。。
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by grande-chico | 2011-10-10 22:51 | 山の家

トルコ 5〜7日目 エーゲ海地方つづき

思わず2泊しちゃった海辺の町、フォチャ
古代のフォカエアにあたり、かつてイオニアの一部であったこの土地は、
2つの深い入り江を持つリゾート地になっている。

五日目、六日目
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桟橋?になっている部分もとてもきれいで、ここで泳いだり、日光浴をして
いるひともたくさんいます。
猫・犬も無防備にごろごろ。
お腹むきだしで、呼んでみてもピクリともしないレベルで爆睡中。
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ある日のお昼ご飯。
パン屋さんで買った、トルコの定番のパン。
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シミットという、ごまたっぷりのもちもち美味しいリング形のパン(写真)、
トルコのピッツァ、菓子パンなどなど。
シミットは4月にひきつづき、よく食べました。
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イタリアも、砂浜ではなく、石がごろごろしているビーチがたくさんある
けれど、トルコもこういう海がたくさんありました。
こういう海は履物が必須で、昔シチリアで買った、透明なビニール製のあみ
あみの、昔懐かしいサンダル(小学生の時に履いてた様なサンダル)が大活
躍。
さらに、ウニがそこらじゅうにいるので要注意!ウニはさすがに痛い。
ちなみに…イタリアの海にもウニはよくいて、日本人としては一度たべてみたいのだけれど、可哀想なのと、イガが痛くて面倒なのとで食べた事はなし。空のイガがビーチに落ちてるってことは、トルコではたべるのかな?

タコもいて、これはびっくり。足に巻き付いてきた。
もちろん魚も小さいのから大きいのまでたくさん。

フォチャを後にして、最大の見所、エフェソスへ。
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劇場 2万5000人を収容!

エフェソスは日本人のツアー客もたくさんいました。エントランスの駐車場が大型
バスだらけで、一瞬帰ろうかと思ったくらいでしたが、かといって中がぎゅう
ぎゅうなわけではありません。
それは、エフェソスは一つの都市であったから。
当然のことでも、歩いてみることで、その都市の大きさ、文明度を肌に感じま
した。

エフェソスはイオニア人がエフェソス近郊に築いた都市国家がもとになってい
て、B.C.2世紀にローマの属領となり、古代の商業の中心となって繁栄した。
女神アルテミスに捧げられた古代都市。

セルスス図書館
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図書館を背にして進む通り
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浴場だったところ
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他にもアゴラや競技場から家屋の後まで残っている。
大理石のかけら、文字や彫刻が施された石・・・2千年以上の歴史のかけら
がその辺に散らばっている。途方もない時間が刻まれている。
広大な遺跡で、1日ではもちろん足りないけれど、昼間の暑さにやられて最
後は頭いっぱい、体はヨロヨロで後にしました。

疲れていたのと、時間がないのとでエフェソス考古学博物館は諦め、セルチュ
ク(エフェソスに行く際に基点となる街)から少し離れた山の中にある、シリ
ンジェ村に立ち寄って休憩する。
ワインを生産しているので、ワインのお店を見たり、市場でスパイスを買っ
たり。カモミールの花輪が可愛くて、思わず買う。
「かわいい村」という意味の名前を持つそうで、実際可愛いらしかったが、
すっかり観光地化されていてがっかり。疲れていたせいもあると思うけれど。

その後、「ミレトス」の看板を見つけ、見に行く。(ここでカメラ電池切れ)
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日が暮れかけ、誰もいない。犬が1匹いるだけ。
オフィスも閉まっているので、チケットを買わずに勝手に見学できた(開放
されている)。すべての石がオリジナルのまま、座席にあがる渡り廊下も当
時のままで保存状態が素晴らしい。
日が暮れるまで眺める。

劇場の裏には、都市の跡、浴場の跡もあるが暗くなって来たのでちらりと見た
だけ。ゆっくり見れないのは惜しかったが、誰もいなくて最高のシチュエーシ
ョンだった。
トルコの地図を広げると、そこかしこに「アンティーク・サイト」として古代
の地名が載っている。そのひとつひとつが、こんな遺跡なのかと思うと、本当
に気が遠くなる。
この土地はなんて古いのだろう、なんて膨大な歴史を見て来たんだろう。

その後、真っ暗な中海沿いに走っていき、泊まるところを探す。
二人ともくたくただったし、街灯の全くない田舎道を走ってかなり不安になる。
なかなかペンションがなく、やっと見つけた一件で「ここ、大丈夫かな…」と
思いつつ決める。近くに大きな工業地帯があったため、どんなひどいところだ
ろうと思っていたが、ペンションの兄ちゃんが英語を話すし、とってもいい人
だった。テラスにて夕食も出してくれ、食べた後すぐ就寝。

七日目
翌日、目が覚めると、キラキラ光る海が窓の端から端まで広がっていた。
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前日は真っ暗で何も見えなかった…。
またテラスで朝食をとり、近くの海までいって、昼まで海で過ごす。
その後ペンションに戻ってシャワーを浴び、すっきりしたところで、またペン
ションの兄ちゃんに昼食を頼んで、テラスでたべる。ランチの間、また兄ちゃん
がやってきて長々とお喋りする。
イタリアのこと、日本のこと、トルコのこと。
素朴で、好奇心旺盛で、純粋で、お節介なくらい親切で、人懐っこい。
トルコで出会った人は、多かれ少なかれ、この兄ちゃんみたいな人ばかり。

イタリアも(特に南の方は)、かなり人との距離が近いと思うけれど、トルコは
本当に人との距離が近かった。

まだつづく。
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by grande-chico | 2011-10-05 06:20 | 旅の日記