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トスカーナの日々と旅と

superchico.exblog.jp

お産の記録

すでにもう、かなり前のことのように思えるお産。
特に、痛みなんて強烈なはずなのに(安産といえどやはりね)、感覚的にもう思いだせず。不思議〜。
記録しておきます。

1月3日、夜に這いつくばって床拭きにお風呂掃除(ガラス拭き)、ツボ押し、ラヴェンダーのアロマオイルを嗅いだりと色々やってみるが陣痛はこず、朝まで熟睡。


1月4日、家で朝食をとってから、車で病院に向かう。きれいな朝焼けをみて、記念すべき一日になるんだな、とワクワクする。

朝6時45分病院到着。予定通りpronto soccorsoの入口から入り、受付をし、地下の産科病棟に入る。分娩監視装置をつけて陣痛のチェックをした後、産科医による検診。

子宮口は2cm空き、陣痛も規則的にきている。子宮頸管も短くなり、赤ちゃんはいつでも出れる万全の状態で、あとは本格的な陣痛がくるだけ、とのこと。
破水させ、予定どうり陣痛促進剤を使いましょう、と言われる。内診で突っ込むので思わずのけぞったけれど、助産師も産科医もとても感じがよく、和やかで安心する。

その後、車椅子にのせてもらい病室に移動、荷物を片づけたり、食べ物をつまんだりして待つ。10時すぎに呼ばれて、分娩室に車椅子で移動。手提げにハーブティーを入れた水筒、軽食、貴重品、使い捨てのショーツなど入れて持っていく。持参の分娩用のシャツ(私は前開きのワンピース型の部屋着)を着る。
痛みもなく、ものすごく元気なので分娩室に入るのが不思議。


10時半、夫と助産師さん一人と一緒に分娩室に入る。ゆったりとした部屋で薄暗い。

助産師による内診、破水させる。痛みはなく、温かい液体が流れ出るのを感じる。腕から点滴で陣痛促進剤を打ち始める。
出産まで大体どれくらいかかるの、と聞くと「薬の効き方が人それぞれだけど、大体夕方6時位には生まれてるんじゃないかしら」とのこと。

助産師は40代後半位の女性。"tu"で話してね(敬語なしで)と言われ、私と夫のなりそめやら、日本のことやら3人でおしゃべり。分娩室でこんなに穏やかに楽しく過ごすとは…笑
「おしゃべりが嫌だったら遠慮なくいってね、私はあなたを助けるためにいるんだから」と言ってくれる。でも気が紛れるし和やかな雰囲気で逆に嬉しい。リラックスさせてもらう。

分娩監視装置をつけたまま、時々内診してチェック。覚えていないので、陣痛はほとんど感じないか、生理痛くらいのレベルで子宮口が3-4cmまで開く。そばに助産師がいてくれるので不安がまったくない。

つづく〜
by grande-chico | 2013-02-23 07:40